隠者の徒然なるままに

占い教室講師が日々のあれこれを徒然なるままに綴ります。

タロットカードとの出会い

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 タロットカードの存在を初めて知ったのは30年近く前になるでしょうか。澁澤龍彦さんの「黒魔術の手帖」の「古代カルタの謎」の中で「何千年もの昔から、ジプシー女や魔法道士に珍重され、世界各地で複製されて、二十世紀の今日にまで伝わっているふしぎなカード」として紹介されていました。

 

 そしてタロットではなく、タロックとして、マルセイユ版のタロットカードが掲載されています。この第2世代のタロット使う占い師の方は今でも多いですね。カードの名称と意味も紹介れており、例えば「奇術師」は「質問者、神、権威、駆引」と記述されています。現在、占い師だったり、タロットカードを勉強している人にとっては、違和感を覚える部分があるでしょうが、一読の価値はあります。

 

 この随筆集を読んだ更科は、本屋さんの占いのコーナーに行き、タロットカード占いの本を物色したのですが、書いてある内容が難しく「小道具」として使うのをすぐに諦めました。

 

 2度目の出会いは、更科のメンターの一人であり、現在、元の氣塾の代表である岩崎順子さんに占ってもらった時です。正確には心理学のカードである「セルフセラピーカード」とパワーストーン、タロットカードを使った。心理鑑定です。バッチリ当たりました。数回観てもらったのですが、悲しいほど当たりました。

 

 「これは身につけねばならない」ーと、占いを否定していた更科でしたが、ジョアン・バニングさんの「ラーニング・ザ・タロットータロット・マスターになるための18のレッスン」を買って勉強を始めましたが、まず膨大なカードの意味が覚え切れません。散々、格闘した挙句、大人しくスクールに通うことにしました。これが正解でした。
 

 

 占い教室ソラの講師である更科がいうと、宣伝のようになりますが、タロットカードに限らず、占いをマスターするには独学では限界があります。アフターフォローがしっかりしている教室に通うのが早道です。

 

 ブログを始めるのは4、5月がよいと女教皇と、法王が教えてくれたのですが、思い立ったが吉日と、3月からスタートすることにしました。収穫がありますが、9カ月ー1年後には、あっと驚くことになるかもしれません。