隠者の徒然なるままに

占い教室講師が日々のあれこれを徒然なるままに綴ります。

タロット本

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 鏡リュウジさんの「実践タロット・リーディング もっと深く占うための78枚」を読み終えました。

 良書です。シンボルや歴史などについてコンパクトにまとめてあります。分かりやすく書かれており、初心者の方にも十分理解できる内容です。中級者の方にもおすすめです。

 

 タロットカードの本はよく読むのですが、最近の本は目を通すだけで、おすすめできる本はありませんでしたが、この本はおすすめできます。

 

 鏡さん以外で更科のおすすめの一冊は伊泉龍一さんの「タロット大全ー歴史から図像まで」です。約600ページにわたる力技で書かれた名著です。少なくとも日本のタロットカードの歴史に残る一冊になるでしょう。タロットカードを使って占いができるようになり、もっとタロットのことを知りたいという方には、是非、読んでもらいたい一冊です。

 

 ただ、知識を学ぶだけではタロットカード占いはできません。更科は研究書を丸暗記しようとしたのですが、できませんでしたし、仮にできたとしても占うことはできなかったでしょう。

 

 最小限の基本をインプットし、アウトプット(実際に占う)、知識が足りないと思ったら、インプット、そしてアウトプット。これを繰り返すのが占えるようになる早道ですし、タロットカードを深く理解する早道だと考えます。

 

 昨日、今日の一日を占った際に引いた杯の9ように満足できる一日でした。今日のディナーは「中華風居酒屋 秀太郎」でした。中華以外にも刺身やグラタンなどさまざまな料理があり、どれも美味しいです。一日の締めくくりにふさわしいお店です。アドバイスカードで引いた月の精神を発揮し、適当なところで仕事を早めに引き上げたのもよかったかもしれません。

 

 明日は占い教室ソラで「タロット占い講座パート2」に登壇します。おやすみなさい。