隠者の徒然なるままに

占い教室講師が日々のあれこれを徒然なるままに綴ります。

苔石段

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 今日はつづじの花がまだ残っているかと思って鎌倉に行きましたが、時期が終わっていました。長谷寺で延命十句観音経を写経した後、鎌倉文学館で特別展「明治、BUNGAKUクリエイターズ」を見学。高橋源一郎さんの「日本文学盛衰史」をベースにした企画展です。井上ひさしさんの生原稿の文字が可愛く印象的でした。

 

 高橋さんの作品はかなり読みました。デビュー作の「さようなら、ギャングたち」に始まり、もちろん今回の「日本文学盛衰史」も。今日はなぜか柴田元幸さんとの対談集「柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方」も同行していました。

 

 鎌倉文学館から徒歩で、安国論寺妙法寺、安養院と足を伸ばしました。そこそこ運動になったと思います。つつじの花は見ることはできませんでしたが、妙法寺でタロットカードの節制でお馴染みのアイリス(黄菖蒲)の花を見ることができましたし、苔石段は風情がありました。

 

 フレンチレストランでランチを食べ、電車が混む前に帰途につきました。ゴールデンウィークということもあり、今日の鎌倉は普段の休日以上に人で一杯でした。

 

 昨日、今日の一日を占った際に引いた愚者のように、自由に過ごせました。アドバイスカードで剣の騎士を引きましたが、もしこれから会えたら、何か相談してみようと思います。

 

 これから八幡湯で黒湯の温泉に入り、近所の天野屋で焼き鳥を食べながら軽く飲み、明日、占い教室ソラで登壇する「タロット占い講座パート1」に備えます。